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最新の放送日記  
『養老鉄道の達人に学べ』


 3月20日の話題です。
昨年度から取り組みが始まった地方創生プロジェクト、その中一つ
『達人に学べ』は多世代のコミュニケーションを図りながら町の人材を活用し
さまざまな分野の達人から体験・学習・文化という視点で学べるプログラムです。

この日の講座は、今年度行われた11のプログラムの中で一番若い先生
養基小6年高橋秀歩くんから教わる『養老鉄道の知られざるヒミツ』!!
オープンしたばかりの池野駅“霞渓舎”で 時折通過する養老鉄道を背景に行われました。

参加の方は25名・・近隣市町だけでなく、遠くは大阪からや栃木から
小学生の親子やキャンセル待ちをされての方も いらっしゃいました。
「yahoo!ニュースで見て自分と似てると思って・・愛知県から一人で来ました。」
「同じ6年生で どんなことしゃべりはるんかなって興味があります。」
「小さなローカル線をどうやって地域と繋げて発展させ残していくのかは課題で
そこに小学生が取り組んだことはすごいなと思いました。」

さて幼い頃から電車好きで電車と一緒に育った高橋秀歩くん
3年生の時の授業で養老鉄道存続の危機を知り、4年間かけての
社会科科学作品展で研究が始まります。その研究から学んだことを基に
①歴史について ②地方鉄道から学んだこと ③思い
の講義テーマがキーボードやクイズを交えながら進められました。

養老鉄道が直面してきたことや その百有余年の歴史を知ることは
これから利用していく上で大切なことです。
また生き残った地方鉄道の例として
楽しい企画が次々に実現されてきたラッピング、イベント電車・・
会社や地域が積極的に関わり行われてきた
友の会や応援団の皆さんの清掃活動、菜の花種まき
地元高校音楽部の車内演奏などが挙げられました。
電車をなくしたくない人が多くいたから残ってきたことがよく伝わります。

「まちづくり工房で霞渓舎の立ち上げや今回の『達人に学べ』では
多くの方に伝えられる機会になりました。今後もこの思いを発信しながら
清掃活動を続けて また拡げていきたいです。」と話す秀歩くんでした。

この講義の後にはオリジナル切符づくりも行われました。

これから3市4町が年間一億円ずつ負担して運営していく養老鉄道・・
約二万人の池田町の大人が1人一往復ずつすることで 随分助かるということ
電車の勢いは町の勢い≒駅に人が集まるとその町は元気になっていくこと
養老鉄道の達人から学んだことは多いです。

(  担当   野原  )

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池田町有線放送電話農業協同組合