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最新の放送日記  
消しましょう その火 その時 その場所で


3月5日 霞ヶ渓公園付近で林野火災演習が行われました。
池田山登山者のタバコの火の不始末により枯れ草に着火
発見した住民により119番通報という想定です。

大垣消防本部指令課が通報を受け、役場と消防署へ連絡が入り
防災無線のサイレンが吹鳴、消防団、消防隊が出動し
また、岐阜県の防災航空隊が要請されました。
地形の制限なく飛んで来られる防災ヘリは 情報収集に努め
消火バケットにより散水を行いました。



消防水利が十分確保できない山林火災では
杭瀬川と藤代地区の2ヶ所を水利とし、ラインがひかれました。
1㎞の距離を消防車7台、折り畳んだ20メートルのホースを背負い
坂道を上り、迅速なプレイで繋げていくホース隊に伺いました。
「圧を高めに送っています。ホースの敗れ、破裂に気をつけています。」

10ℓの水を背負い直接火元近く5~6mの距離で消火活動を行うのは
ジェットシューター隊14名
「3回目の水汲みです。実際の場面でも火災が広がらない練習します。」
息を弾ませながらのコメントでした。

また 女性防火クラブの皆さんは活動の長期化を考慮し、炊き出しにあたりました。

訓練に参加された地域の方です。
「上まで水をあげるのは大変でしょうね。
消防団の連携で何かの場合には遠くからでも中継し
すぐ消火してもらえるとありがたいです。」

無事に鎮火・・修了式での岡崎町長です。
「今回は県の防災ヘリにも応援してもらいました。山火事では応援要請を
いれながら最小限にくい止めることも大事と思います。
今日の訓練を活かし、これからも予防消火に努めて
池田山を火災から守っていただきたいと思います。」

また大垣消防組合小川消防長は講評の中でこう話されました。
「1㎞を超える中継を機敏に13分程度で成し遂げなかなかの技術で安心しています。
山火事では、水もそうですが人海戦術、初動通報、初期消火が必要です。
今を生きる我々は先人が残してくれた池田山を守ることは責務です。
地元をよくご存知の皆さま方の力を借り、今後どのような災害が起こるか
分かりませんが ご協力くださいますようよろしくお願いします。」

今日の訓練では
消防団、消防組合、防災航空隊、女性防火クラブ、地域の方など約300人
ポンプ車7台、小型ポンプ車5台、水槽車、指揮車、防災ヘリが動員されました。
1本のタバコからこんな大勢の力が必要になることを演習から学びます。
1月~3月に多い建物火災、3月~5月に多い山火事
そして町の4割が森林で観光資源ともなっている池田山・・
防災意識の高まるこの時、今一度火災について考える林野火災演習になりました。

(  担当   野原  )

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