放送日記

６月２８日　池田町福祉センターで
『平成２８年度戦没者追悼式』が行われました。

午前中の雨もすっかり上がり、蒸し暑さが増す中、
福祉センターのホールいっぱいの１５０名を超える方々が参列されました。

１２名の導師様の読経が流れる中、一人一人今平和であることの
ありがたさをかみしめながら、亡くなられた方々のことを思い、
ご焼香が行われました。

戦後７１年、遺族の方々もかなり高齢になられています。
「父親が戦死しましたが、その時まだ２歳だったので、顔も知りません。
ですが、５０歳の息子と一緒に毎晩、手を合わせています。」

「お国のために亡くなった方のことを思うとただ、拝むしかない…」
と涙ぐまれる方もありました。

遺族会会長の渡辺さんは謝辞で、
「現在の平和があるのも先の大戦で散っていった同志や先人たちの犠牲があればこそと
感じてなりません。これからも遺族会一同、貴重な教訓を風化させないためにも、
過去の惨劇を後世にしっかり伝え、平和な世の中を守り続けることを
お誓い申し上げます。」と述べられました。

改めて今、平和であることに感謝し、平和への誓いを新たにした日でした。

（　　担当　　　佐藤　　）

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