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火災から文化財を守るために…

2月10日 六之井の妙勝寺さんで、文化財消防演習が行われました。

昭和24年1月、火災により奈良県の法隆寺本堂のへき画が焼失しました。
この火災をきっかけに、1月26日を『全国文化財防火デー』とし、
文化財を火災から守るための訓練が全国で行われるようになりました。

妙勝寺には、県の重要文化財である、
『木造聖観音立像』が納められています。
演習は、妙勝寺本堂から出火した火が、
『文化財が収められている観音堂に燃え広がる危険がある』
という想定で行われました。
参加したのは、北部消防署・大垣消防署・赤坂消防署
消防団の第1分団・女性防火クラブ・六之井の自主防災隊の方々
約70名です。

まず住職の岩谷さんが、119番通報し、消火器で初期消火、
観音堂から、文化財を持ち出しました。
そして、自主防災隊と女性防火クラブが、
近くの消火栓からホースをつなぎ、消火活動をしました。

妙勝寺ご住職の岩谷さんは、
「先祖から受け継いだ文化財を、次の世代に伝える使命があります。
火を出さないように、毎日朝夕気を使っていますが、
万一の時、こうして地元の人に駆けつけていただいて
初期消火できるようにしたい。今日の演習は大切な一歩です。」

北部消防署副署長の小川さんは、
「通報から初期消火まで、みなさんの防災への意識の高さが示されました。
文化財を火災から守るためにも、こうした訓練は続けていきたいです。」
と、話され改めて初期消火の大切さを感じた演習でした。

(  担当  末松  )

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