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伝えられ、守られる 市山からくり![]() |
9月11日 下東野の東野神社で 『下東野の市山からくり花火』が行われました。 毎年9月に行われる祭礼で、 境内に組み上げられた置山の上で、お囃子に合わせて 3体の操り人形(市)を操り、様々な仕掛け花火(からくり)が繰り広げられます。 『市』と『からくり』が同時に見る事ができるのは、県下でも珍しいと、 平成4年に岐阜県の重要無形民族文化財に指定されました。 下東野では『市山保存会』を作り、 この文化財の保存・伝承に努めています。 まずは、子ども達に伝えていこうと、昭和58年から夏休みに小学生を集め お囃子と市の操り方を練習しました。 指導する河村さんは、 「先輩達の指づかいを見ながら、口拍子で覚えていきます。 伝えることで、文化がつながることが励みになります。」 と話されました。 保存会には、30代~80代まで30人の方が参加しています。 祭の当日は、朝から市の舞台を組み立てたり、からくり花火の準備をしました。 保存会会長の原さんは、 「若い世代も一緒になって、祭りを盛り上げています。 若い人がつながらないと、伝わっていかないですから・・・」 原さんのお孫さんは小学校6年生。 お囃子の太鼓をたたきます。 「ぼくのお父さんも、子どもの頃、笛を吹いていたそうです。 友達と練習できるので楽しいです。」 夜には、地元の方や町内からたくさんの人が集まり からくり花火と市の舞を楽しみました。 大人から子どもへ『つたえられ』ていくことで 『守られる』市山からくり花火。 10月2日のふるさと祭でも披露されますので、 ぜひ、ご覧ください。 ( 担当 末松 ) テレホンサービス164チャンネルで最新の話題放送中 |
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