横山 隆光校長より
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平成23年度終業式・修了式
○終業式・修了式のお話し
今日は、この1年を振り返って2つのお話をします。
1番目は本校の伝統の話しです。
今年度は、昨年の3月に発生した東日本大震災が日本の社会に暗い影を落とした年でした。地震以前に生活していた学校や自宅になかなか戻れない人たちのニュースが伝わったり、電力不足が心配されて節電に心がけたりして、テレビや新聞で心を痛める報道がされました。一方で、沢山のボランティアの人が支援を行ったり、生徒会がPTAや地域の方の協力を得て資源回収を行って被災地に募金を送ったりして、私たちのできる範囲で被災地の復興のために活動ができました。私たちはこれらのことを通して、命の大切さ、互いに助け合い支え合うことの大切さ、自分の責任をきちんと果たすことの大切さなどを、改めて痛感しました。そして、命の大切さについては、自転車の乗り方や登下校の仕方などを振り返って、生徒会が中心になって全校で話し合い、生徒会安心安全宣言を出しました。安全部が中心になって夜光ダスキの着用、ヘルメットのひもをきちんと結ぶなど、さまざまな取り組みが展開されました。これらの活動以外にも、生徒会を中心に挨拶運動を展開したり、安心で衛生的な配膳のための三点着用を徹底したりして、自分たちの命を自分たちで守る活動が展開できました。池田中学校の伝統は自分たちの生活を自分たちで向上させることです。伝統を引き継ぐ会で3年生から引き継いだこれらの精神を来年度は更に発展させていきましょう。
2番目はチームワークの話しです。
今年度の部活動では、どの部も全員が力を合わせてチームのために頑張って練習したり、試合に臨んだりして優秀な成績をおさめました。個人戦であれ、団体戦であれ、チームワークが強くないと勝ち進むことができません。チームワークは毎日の練習から生まれます。時間を守ったり、真剣に練習に取り組んだり、話し合ったりする中からチームワークが生まれます。これらは部活だけでなく、3分前にこだわって時間いっぱい活動する授業からもつくられます。池田中学校は、挨拶、授業、合唱、掃除の4本柱を大切にしているので、部活だけでなく、学級や学年の仲間を大切にして、チームワークが強くなっていくのです。これらの取り組みのおかげで、岐阜県教育委員会から体力優良校の賞をいただきました。西濃では1校しかいただけない賞です。毎日の規則正しい取り組みの積み重ねによっていただける賞です。明日から始まる春休みも規則正しい生活をして、1年間の学習内容を復習し、体調を整えて新学期を迎えることができるようにしましょう。
平成23年度 第3学期 始業式
○始業式の話
明けましておめでとうございます。
いよいよ0学期が始まりました。3年生は、次の学校や職場にふさわしい人間として、2年生は学校の最上級生にふさわしい人間として、1年生は学校の中核の学年にふさわしい人間として、一人一人がやり遂げる力を確実に付けていく学期です。一人一人が確実に力を付けるには、一人一人が夢を持つことです。3年生は、高校へ進んで将来就きたい職業のために更に勉強して社会に役立つ技術や技能・知識を身に付ける。高校や会社の人から「挨拶や言葉遣い、掃除などで、池田中学校から来た生徒はさすがに違うな」と言われるようにする。2年生は、確実に常時活動を行って、どんなときにも池田中学校の顔としてふさわしい言動ができ、最上級生として、学校や池田町をリードする学年として活躍する。1年生は、池田中学校の中堅の学年として、やがて入学してくる新1年以上の常時活動を行って自信をもって先輩と呼ばれる活動をし続ける。こんな姿を実現できるよう、班や学級で話し合い、一人一人が毎日、活動し続けてください。
0学期は、一人一人の夢を実現するために一人一人が活躍する学期です。そのためには、毎日の積み重ねが大切です。授業・合唱・掃除・挨拶の4本柱で、毎日、確実に事実を積み上げることです。そして、全ての学級が、常時活動を確実に行って、本物の伝統を作り出すことです。伝統を引き継ぐ会には、全ての学級が4本柱を中心に常時活動をやりきって、一人一人が自信を持って参加します。伝統を引き継ぐ会で伝統が引き継がれるのではありません。1・2年生は、伝統を引き継ぐにふさわしい常時活動をやり切って伝統を引き継ぐ会に参加するのです。一人一人が係としての仕事をやり切り、係を支えて活動してきたので、3年生の語る内容が心に響き、本物の伝統が引き継がれるのです。その活動を通して一人一人が自分の夢を実現するという大きな志をもって将来を切り拓いていけるよう、4本柱を中心とした常時活動でさらに力を付けていく0学期にしましょう。
(池田中学校では、3学期を次年度の準備を行い、次の学校・社会人、最上級生、先輩と呼ばれるにふさわしい人間となるための学期として0学期とも呼んでいます。)
平成23年度 第2学期 終業式
○終業式の話
皆さん、こんにちは。
この2学期は生徒会や3年生の生徒を中心に大きな成果を作り出すことができました。常時活動を大切にして取り組んできた成果を、体育祭、合唱コンクール・合唱祭で示すことができました。多くの地域の方や保護者の方が見に来られて、生徒会を中心に君たちが一生懸命取り組んでいる姿を褒めていかれました。また、池田中学校の授業の様子を見に来られた先生方からは、教室環境を整え、緊張感のある学習環境を作り出して、ピン挙手をしたり、立ち位置に移動して大きな声で発表したりする姿を褒めてもらいました。さらに、弁当の日に向けた取り組みや資源回収、挨拶運動、地域で行うボランティア活動では、積極的に活動する君たちの姿をたくさんの地域の方が感心して見ていかれました。
これらの事実は池田中学校の校訓である「志をもって未来を切り拓け」を実現している姿です。1学期には仲間を大切にして様々な活動に取り組み、2学期には、今の掃除が本物の掃除の姿か、今の授業が本物の授業の姿か、今の合唱が本物の合唱の取り組みかなど、係の人を中心に常に自分たちで自分たちの生活を振り返って池田中学校での生活を向上させようとしました。これが「本物を求める心」を大切にすることです。そして、伝統を引き継ぐ会に向けて、これからも一人一人が取り組んでいくことです。
2011年は、3月に起こった東日本大震災の影響が色濃く続いた1年でした。私たちは、被災地の一刻も早い復興を願うとともに、防災や避難について真剣に考えてきました。防災については2年半にわたって実施されてきた校舎の耐震工事が終わりました。耐震工事か終わったとはいえ、地震に伴う火災や上からの落下物による被害を防ぐ必要があり、避難訓練を今まで以上に真剣に行う必要があります。2学期に行った避難訓練では一人一人の真剣さを求めてやり直しをしました。今後も一人一人の命を大切にしていきたいと思います。また、生徒会は、資源回収で集まったお金の一部を募金として被災地に送ろうと全校に提案し、議員を中心に各学級で話し合いました。そのお金を生徒会の代表やPTA会長さんと今日の午後、町長さんに届けに行ってきます。このお金は町長さんから日赤を通して被災地に送られます。私たちが活動して得たお金が被災地の復興に少しでも役立つことを願っています。この1年は命の大切さについて深く考えた一年でした。生徒会の安心安全宣言にもあるように、冬休み中も安心安全な生活を送り、いよいよ1月10日から始まる0学期に向けて準備をして一人一人が力を蓄えて始業式に臨めることを期待します。
平成23年度 第2学期 始業式
○始業式の話
みなさん、おはようございます。
この夏休みは、池田中学校の生徒がとても活躍しました。
中体連では、3年生を中心に活躍して優秀な成績をおさめました。職員室の廊下には17本の優勝旗が並んでいます。毎日の練習にチームで打ち込んできた成果です。そして、学校生活において、授業や掃除、合唱、挨拶に取り組んできた成果です。なぜなら、毎日、4本柱に取り組むことで、仲間と力を合わせて活動する力をつけたり、集中して取り組む力をつけたりしてきているからです。また、この夏休みに各地区で夏祭りなどの行事が行われましたが、中学生が積極的に参加して、活躍しました。夏休み中にたくさんの地域の方から「中学生が地域の行事に積極的に参加して、活躍してくれて、とても助かりました。」といった話を聞きました。普段からボランティア活動に参加したり、挨拶運動に取り組んだり、掃除に取り組んだりしてきた成果です。この他にも生徒会執行部を中心に様々な計画が立てられたり、体育祭の応援団の練習が行われたりと、2学期のロケットスタートに向けて様々な準備が行われました。
いよいよ、今日から2学期が始まりました。
2学期は1学期のすばらしい成果を更に発展させる2学期です。2学期は、生徒会が主体的に取り組んだ美しくする掃除、教科係や教科係長を中心に自分たちで作り出す授業、響きのある合唱、自分から進んでする挨拶など、一人一人が取り組んで、続ける力、集中して取り組む力、あきらめずに努力する力、仲間を支える力などを付けましょう。9月のスタートは、全ての学級が体育祭に向けて取り組みます。時間にこだわったり、服装にこだわったりすることで、リーダーを中心に学級がまとまって活動し、学級の力をつけていきます。そのために大切なことは、常時活動を充実させることです。
2学期は、生徒会を中心とした、これらの取り組みを更に発展させていきましょう。そのために最も大切なことは、今日から一人一人が常時活動に全力で取り組んで、1週間で1学期の最高の姿を超える活動を行うロケットスタートを切ることです。みなさん頑張りましょう。
平成23年度 第1学期 終業式
○終業式の話
おはようございます。1学期終業式は台風のため1日遅れて、今日、行うことになりました。
今年は3月11日の東日本大震災、そして、7月に日本上陸した台風と、自然の猛威の前では、人間の科学力や工業力も無力なのかと思わされてしまう事態が起こっています。このような自然の脅威がある一方、他方では東日本大震災に対して県内からたくさんの人が被災地の復興のために出かけたり、全国から義援金が送られたりしています。また、昨日の台風に対して水防団が活躍したり、地域の人や学校の先生が通学路の安全を確認したりしています。私たちは自然への畏敬の念を持ち、人々の助け合いで私たちの安全な生活が守られていることを再認識する必要があると思います。
さて、自分一人の力で暑さに耐えて学習や運動など規則的な生活を送らなくてはならない夏休みがやってきます。このとき力となるのは1学期に仲間とともに頑張ってきた自信です。1学期に生徒会を中心に取り組んできた挨拶、掃除、授業、合唱は、一人の力ではできません。班の仲間の力、学級の仲間の力が合わさってできあがるものです。
仲間の力があればこそ、ひだ高山研修、能登・金沢研修、広島・神戸研修を成功させ、常時活動をやり切って、班や学級の仲間の力で1学期の実績をつくってきました。これが池田中学校の伝統であり、仲間を大切にする心の現れであり、校訓「志をもって未来を切り拓け」の実現をめざす力です。
先週から今週にかけて、生徒会執行部の人たちが、温知小学校、八幡小学校、宮地小学校、池田小学校、養基小学校を訪れて、池田中学校生徒会が進めている5つの向上活動の説明をしてきました。挨拶運動、資源回収、お弁当の日、携帯電話の取り組み、ラジオ体操の取り組みについて説明し、さっそく各小学校で5つの向上活動の取り組みが全校児童に紹介されました。さらに、池田中学校を代表して生徒会執行部が池田町役場を訪問して、岡崎町長さんや教育長さんに取り組みを説明して、池田町に協力を依頼しました。その結果、池田中学校の活動を支援してもらえることになりました。その中で町長さんが「池田中学校は、この3年間、生徒会の力で携帯電話の問題に取り組んだり、挨拶運動を展開したり、ラジオ体操に取り組んだりして、学校がどんどんよくなっていることをうれしく思っています。挨拶をしてくれる中学生がとても増えてきて、町で出会う中学生が挨拶をしてくれるととても気持ちがいいし、たくさんの町民が喜んでいます。今年のラジオ体操は、体操の仕方だけでなく、服装や挨拶なども頑張ってくれるということを聞いて是非応援していきたいと考えています。」と話していただけました。その場にいた生徒会の人たちも私も、池田中学校が町長さんに褒めていただけたことを嬉しく思いました。そして、このことを全校のみなさんに伝えて、夏休み中は、挨拶やラジオ体操に取り組み、規則的で安全な生活を送って、元気な顔で2学期始業式を迎えてほしいと願っています。
平成23年度 第1学期 始業式・入学式
○始業式の話
いよいよ平成23年度がスタートしました。今年は、君たち一人一人が自分の夢を実現させる年です。1学期の始業式は、新しい学年のスタート、新しい出会いのスタート、そして、新しい自分づくりのスタートです。
3年生は最高学年として池田中学校をリードします。掃除・授業・合唱・挨拶の4本柱を中心とした常時活動のリーダーとして、自分たちの姿で見本を示しながら、全校をリードします。池田中学校の伝統は、自分たちの生活を自分たちで向上させることです。生徒会活動の中心として、学校生活、地域での池田中学校の位置づけを考えて、問題点を見いだし、アイデアを出し、方法を工夫し、全校に呼びかけ、小学校や地域に働きかけて、池田中学校だけでなく、池田町をリードするのは3年生です。
2年生は池田中学校の屋台骨を支える学年として、生徒会や仲間の呼びかけに応えて、徹底して活動を支えます。仲間を支えきる活動を続けることで、信頼される自分、任せられる自分であることを示すのです。互いに支え合う中で、リーダーとして動ける自分、リーダーを支え切る自分をつくっていくのです。
君たち一人一人が自ら動くことで、充実した中学校生活を実現でき、一人一人に力が付きます。この力は、掃除、服装、空き教室やロッカーの整頓、授業の3分前活動、そろった起立とあいさつ、全員挙手、ひじピン挙手、話す姿勢と声の大きさ、聴く姿勢のレベルアップなどの常時活動の中で養われます。常時活動は今日から始まります。今日から一人一人が自分から動き、呼びかけ、支えていきましょう。
これらの活動を通して実現するのが学校の教育目標です。校訓の
「志をもって未来を切り拓け」
、そして、校風の
「仲間を大切にする心」「本物を求める心」「美しさを求める心」
の3つの心です。みんなで、がんばりましょう。
最後に、今年度も私たちは君たちに次の約束をします。
@より高い目標に向けて努力している人を精一杯応援します。
Aがんばっている仲間の足を引っ張る人には集団で指導します。仲間はずれや差別には厳しく対処します。
B困ったことがあったら一番相談しやすい先生に相談しなさい。必ず力になります。
この3つです。先生たちは、君たち一人一人が力を付けるよう全力を尽くします。
一緒にがんばりましょう。
○入学式式辞
新入生の皆さん。入学おめでとうございます。今日から皆さんは池田中学校の生徒です。皆さんの小学校でのがんばりは小学校の先生方から聞いています。中学校は小学校と同じで、先生たちは、皆さんが、がんばれるよう応援しますから、安心してください。もちろん、小学校でだめだという言われたことは中学校でもだめです。
さて、今日から皆さんが生活する池田中学校には、全校の生徒が実現をめざす目標があります。池田中学校では、この目標を校訓と校風と呼んでいます。池田中学校の校訓は
「志をもって未来を切り拓け」
です。また、校風は、
「仲間を大切にする心」「本物を求める心」「美しさを求める心」
の3つの心です。池田中学校の生徒は、校訓「志をもって未来を切り拓け」の実現をめざして、掃除、授業、合唱、挨拶の4本柱を中心に、生徒が中心になって様々な活動をします。これらの活動は、「自分たちの生活を自分たちで向上させる」という本校の伝統の活動です。さらに高いところをめざして取り組むので困難にぶつかることもあります、そんなとき、仲間と一緒にその困難を乗り越えてください。困難を乗り越えたとき、一人一人に確実に力が付きます。校訓と校風の実現をめざして、頑張りましょう。
そして、先生たちは、君たち一人一人が校訓「志をもって未来を切り拓け」を実現できるよう、3つのことをやります。
@より高い目標に向けて努力している人を精一杯応援します。
Aがんばっている仲間の足を引っ張る人には、集団で指導します。仲間はずれや差別、いじめには厳しく対処します。
B困ったことがあったら近くの先生にすぐに相談しなさい。必ず力になります。
先生たちは、君たちが充実した生活ができるよう全力を尽くします。がんばりましょう。
保護者の皆様、おめでとうございます。今日からお子さんの池田中学校での生活が始まります。新しい環境で、新しい仲間と学習したり、運動したりしますから、いろいろ戸惑うこともあると思います。困難にぶつかることあるでしょう。困難にぶつかったときが、学んだり・伸びたりするチャンスです。直接、手を貸さなければならないこともあるかもしれませんが、自分たちで解決できるよう助言するにとどめたり、見守ったりすることも大切です。私たちは、生徒が自分たちで解決する力を付けるよう支援していきます。そのためには、保護者と教師の連携が必要ですから、何か気づいたり、疑問に思ったりしたことがありましたらいつでも学校に連絡していただきますようお願いします。
最後になりましたが、来賓の皆様方、お忙しい中、池田中学校の入学式へのご参加、ありがとうございました。来賓の皆様方に対してお礼を申し上げるとともに、今後ともご指導とご協力を賜りますようお願い申し上げ、式辞とさせていただきます。
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