笑いの疑問その1 「笑い過ぎたらどうなるの?」
笑いの疑問その2 「作り笑いでも効果はあるの?」
笑いの疑問その3 「笑いすぎるとシワができるの?」
平成16年2月号
 みなさん、最近笑っていますか?
 笑いは、人とのコミュニケーションの場において生まれます。
 笑いには心身ともにさまざまな効果があることが医学的にも注目されています。
笑いの効果
 同じ笑いでも、無理して笑う作り笑いはどうなるか気になりますよね。実は作り笑いでも同じように身体が活性化され、ナチュラルキラー細胞の働きが活発になるそうです。ただ、できれば無理矢理笑うのではなく、喜んだり楽しんだりするなかで自然に笑えるといいですね。
 これらのことから、笑うことにより身体が活性化され、免疫力がアップするといえます。つまり、免疫コントロール、自己治癒力が向上するのです。
 また、笑いは腹式呼吸による効果も期待できます。腹式呼吸は副交感神経の働きを助けて、自律神経を整えます。笑うと横隔膜を鍛えることができるので、肺の強化にもつながります。
◆「笑う」と体の中では何が起こっているの?

 脳が刺激されて神経へ伝わり、そこで免疫機能ホルモンが分泌されます。白血球の一つであるリンパ球でがん細胞や細菌に感染した細胞を死滅させ、がん細胞の殺し屋として有名なナチュラルキラー細胞が活性化されます。
 また、モルヒネの数倍もの鎮痛作用と快感作用のあるベーターエンドルフィンのホルモンが大量に分泌されます。
 「笑い過ぎてほっぺやおなかが痛い」という経験はありますよね。
 笑うときには胸やおなか、腰、背中などさまざまな部分の筋肉を使っています。これは筋肉トレーニングにもなります。この運動量は、早歩きほどではないですが、運動不足の現代人や、高齢者には効果があります。
 また、笑い過ぎて涙が出たことがある方も多いのではないでしょうか?涙は副交感神経の作用のみで出るといわれています。笑いには自律神経を活性化し、さらに副交感神経の働きを優位の状態にする効果があるのです。大笑いした後、ゆったりとしたリラックスした気分になるのは、この副交感神経のおかげなのです。
 いくら笑うことが良いとはいっても、笑ってばかりいると女性にとって大敵であるシワが気になります。しかし、実は顔には表情筋が20種類以上あり、シワを気にして使わないでいると筋肉が衰えて、かえって肌のハリやツヤに悪影響を及ぼしてしまうのです。 
 人間は怒ったり強いストレスを感じると、脳からノルアドレナリンという強い毒性を持っている物質が分泌されます。ですから、すべてプラス発想で考えて、いつも前向きで笑顔でいたいものです。自分の体の中からベーターエンドルフィンなどの物質を作り出すことによって自分自身の魅力を何倍も引き出して、心身に癒しと元気を与えてくれます。
 毎日はつらつとした笑顔でいきいきと過ごすことによって、いつも若々しく健康で、病気に無縁で長生きできるのです。
 年を重ねるごとに笑顔に磨きをかけ、自分自身が光り輝く存在になりたいですね。
− はつらつとした笑顔で いきいきと過ごそう −